◇◇ 冬 虫 夏 草 の 効 能 ◇◇



中国医学的にいえば、肺経(呼吸器系)と腎経(気力・生殖系・免疫系)の疾病に特効性があるといわれるが、冬虫夏草がここにきてとくに注目されるのは、ガン治療の際の有効性からといっていい。

現代医学によるガン治療のとき、冬虫夏草を併用すると、抗ガン剤や放射線治療法の副作用が軽減され、全身状態がとてもよくなり、免疫力も向上して回復力が高まるために治療がやりやすくなる、冬虫夏草を飲んだらガンが消失した、という事例が少なからず出てきて、医療関係者の首をかしげさせているという事実である。

1992年には、上海医科大学・華山医院血液研究室で、冬虫夏草抽出物により、NK(ナチュラルキラー)細胞が劇的に活性化することが明らかになりました。

NK細胞は、ガン細胞を選択的に攻撃し、殺す、免疫細胞の一種であり体がガンと闘うとき、もっとも重要な役割を果たします。

また、上海第二医科大学・新華医院小児科の研究では、冬虫夏草が活動期の白血病患者のNK細胞に対しては、これを活性化させ、逆に寛解期(治ったとき)の白血病患者のNK細胞に対しては、その働きを抑制する作用があることを解明しています。

つまり、ガン細胞が暴れると、NK細胞にそれを攻撃させ、ガン細胞を叩き潰してしまうと、今度はおとなしくさせるというのです。

冬虫夏草が治療効果を見せたガンは、肺ガンや白血病のほか、胃がん、肝臓ガン、膵臓ガン、乳ガン、喉頭ガン、子宮ガン、前立腺ガンと、非常に多岐にわたっています。

冬虫夏草は、直接ガンを叩くと言うよりも、ガン患者の自覚症状を緩和し、体力が秘めている治癒力によってガン細胞と拮抗できるようになり、延命効果が飛躍的に高まる。

ガンというのは、加齢病の側面がある。遺伝子に傷があってガン化しても、NK細胞がすかさず破壊してしまうので、若いときはめったに発病しません。

ところが、加齢とともにNK細胞の活性が低下してきて、ガン細胞を叩き潰すことができにくくなります。

そのため、ガン化した細胞はどんどん増殖して、ガンが発病するわけです。つまり、ガンと闘って体が根本的に勝つには、老化現象を防ぐのがいいのです。

ガン細胞を食い殺す、マクロファージなどの免疫細胞全体を元気付けて、ガン病巣を攻撃することにもつながります。